インスリンは分泌されてるが、体の細胞(特に筋肉、脂肪、肝臓の細胞)の反応が悪くなり(感受性の低下)、血糖を臓器に取り込むために、より多くのインスリンを必要とし、より多くのインスリンを分泌しようと頑張ります(高インスリン血症)。
しかしこの状態が長く続くと膵臓は疲弊し、やがて十分なインスリンを分泌できなくなってしまいます(インスリン分泌不全)。
その結果、血糖値が持続的に高い状態となり、2型糖尿病の発症や悪化につながります。
【インスリン抵抗性検査(午前中のみ)】
インスリン抵抗性検査は空腹時の血糖値とインスリン値から算出しインスリンが効きにくく糖尿病になりやすい状態かどうかを調べる検査です。
①空腹時インスリン値:
正常:2.2~10μU/ml
抵抗性あり:15μU/ml以上
②HOMA-IR = 空腹時インスリン値(μU/mL) x 空腹時血糖値(mg/dL) / 405
正常:1.6以下
インスリン抵抗性 あり:2.5以上
高度抵抗清涼会あり:4以上
【料金】
3.,000円(税込)
【採血時間】 空腹の午前中
【インスリン抵抗性改善薬】
ビグアナイド薬、チアゾリジン薬
『多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とインスリン抵抗性について』
PCOS では卵巣から男性ホルモンのアンドロゲンが過剰に分泌される、高アンドロゲン血症をを非常に起こしやすくなります(PCOSの約70%の症例で見られる)。
その作用機序は、
① LH (黄体形成ホルモン)の分泌異常
FSHよりもLHが分泌されやすくなり、両者のバランスが崩れる事で過剰なLHが卵巣内の莢膜細胞を強く刺激し、アンドロゲンを大量に合成・分泌します。
② インスリン抵抗性と高インスリン血症
PCOS患者の50〜80%にインスリン抵抗性が認められます。細胞がインスリンに反応しにくくなり、膵臓がさらに多くのインスリンを分泌し高インスリン症を引き起こします。
インスリンは卵巣内の莢膜細胞を直接刺激し、アンドロゲンの産生を促進します。またLHの感受性が高まり卵巣内の莢膜細胞を刺激して、アンドロゲンが増えます。
アンドロゲンが血液中に多くなると、アロマターゼの変換作用によってエストロゲンが増えます。増加したエストロゲンは視床下部に過剰な信号を送り、視床下部からのGnRHの律動(パルス状の分泌)が亢進すると考えられています。脳下垂体からFSHよりもLHが分泌されやすい環境になり月経周期のバランスが崩れます。また、LHの上昇は卵巣を刺激し、エストロゲンの産生をさらに促進します。LHのピークが正常なタイミング来なくなり卵子が成熟しても排卵がうまく起こせず、月経の異常が起きます。また排卵にまで至らない未熟な卵胞が卵巣の中に多数認められるようになります(多嚢胞性卵巣)。
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最終更新日:2026年4月19日