花粉症の初期治療
内科

花粉症の初期治療

最小持続炎症(minimal persistent inflammation:MPI)は症状が出る前の段階で、少量の抗原(花粉)の暴露でも、鼻や眼瞼結膜の粘膜に、炎症が持続している状態です。

このMPIを放置すると症状が悪化しやすくなるため、花粉が本格的に飛び始める1~2週間前から抗ヒスタミン薬、点鼻薬、点眼薬などを投与する初期療法を始めることで、出現時期を遅らせ、症状の軽減、薬の使用回数や量の削減が期待できます。

福岡では1月下旬には初期治療を開始でもよいかもしれません。

スギ・ヒノキ花粉飛散数

出典:NPO花粉情報協会(2025.9.16)

では、来年は九州においては、昨年より減少しそうです。

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