頭痛日以外の辛さも?MIBS4とHIT6で測る片頭痛の負担
福岡市中央区の大濠パーククリニックです。
「頭痛が起きていない日なのに、なぜか頭がスッキリしない」
「次の頭痛発作がいつ来るか不安で、先の予定や約束を入れるのが怖い」
片頭痛をお持ちの方の中に、このような悩みを抱えている方は少なくありません。実は、近年の頭痛医療において、頭痛が起きていない日の体調不良や予期不安は「片頭痛の間欠期負担(かんけつきふたん)」と呼ばれ、非常に重要な治療対象として注目されています。
今回は、頭痛がある日とない日の辛さを客観的に「見える化」する最新の評価指標について、福岡市中央区の大濠パーククリニック頭痛外来が詳しく解説します。
1. あなたの頭痛の辛さを客観的に測る「2つの軸」
頭痛の辛さは、周囲の人に最も理解されにくい部分です。当院の頭痛外来では、最新の医療トレンドに基づき、患者様の頭痛の負担を以下の「2つの軸(問診指標)」で正確に評価し、最適な治療法の選択に役立てています。
① 頭痛が「ある日」の支障度を測る【HIT-6(ヒットシックス)】
頭痛発作が起きているときの痛みの強さや、仕事・家事への支障、横になりたくなる頻度、精神的なイライラ度などを6つの質問で点数化する世界基準のテストです。点数が高いほど「生活へのダメージが大きい(重症)」と判定され、適切な治療薬や最新の片頭痛予防薬を導入する際の極めて重要な指標になります。
当院の公式コラムである 片頭痛の基本メカニズム や、片頭痛 大濠パーククリニックの解説 でも紹介している通り、急性期治療と予防療法の組み合わせを適切に見極めるために、この発作期のHIT-6スコアの算出が欠かせません。
② 頭痛が「ない日」の負担を測る【MIBS-4(ミブスフォー)】
「いつ次の激しい頭痛が来るか分からない」という恐怖心(予期不安)や、それによる予定の立てにくさ、光や音への慢性的な過敏さなど、頭痛が起きていない時期(発作間欠期)の日常生活への悪影響を測定する最新の評価指標です。
実際の臨床データとしても、PubMedに掲載された片頭痛患者の間欠期負担に関する調査研究(Springer)や、同じく PubMedに収載されたMIBS-4とHIT-6の相関性に関する医学論文 において、「HIT-6のスコア(発作期の重症度)が高くなるほど、MIBS-4(間欠期の精神的・社会的負担)も統計的に有意に上昇する」という強い相関関係が科学的に立証されています。
また、大規模な臨床データの解析結果を報告した NCBI(PMC)のOVERCOME(Japan)研究に基づくレビュー論文 でも、日本の片頭痛患者における発作期(HIT-6)と発作間欠期(MIBS-4)の双方が、日常生活や仕事の生産性に二重の大きな打撃(Dual Impact)を与えていることが浮き彫りになっています。
2. なぜ「頭痛がない日」の治療が必要なのか?
多くの人は、片頭痛を「頭痛が起きている時間だけ薬で耐えればいい病気」と考えがちです。しかし、適切な治療を行わずに市販の鎮痛剤などを頻繁に飲みすぎていると、頭痛が毎日のように1ヶ月に15日以上続く 慢性連日性頭痛・慢性片頭痛 へと移行してしまうリスクがあります。これは当院でも特に慎重なアプローチを行う治療領域です。
米国頭痛学会(AHS)が公開している片頭痛マネジメントの臨床ガイドにおいても、頭痛があるとき(HIT-6)とないとき(MIBS-4)の両方の負担を総合的に評価し、痛みの根本的な頻度や不安そのものを減らす「予防療法」を早期に導入することが強く推奨されています。
また、近年の新しいトピックとして、日本国内でも初めて「急性期治療」と「発症抑制(予防)」の双方が適応となった最新の経口薬 ナルティークOD錠の承認と臨床的意義 といった新薬の選択肢も増えています。これらの治療薬は、頭痛の回数を減らすだけでなく、このMIBS-4で測定されるような「予期不安」や「頭痛がない日の不調」を劇的に改善する効果が高いことが最新の研究でも分かっています。
3. 当院なら重大な病気(二次性頭痛)の画像検査も予約なしで即日可能!
頭痛の頻度が多く日常生活に大きな支障が出ている場合、単なる慢性頭痛(片頭痛など)ではなく、脳の重大な疾患(脳腫瘍や頭蓋内出血など)が原因で起きている 二次性頭痛 の可能性も否定できません。
当院では、これらを正確に見分ける(鑑別する)ための高性能なCT設備を完備しています。
一般的な医療機関ではCT検査を受けるために事前の予約が必要であったり、別の検査専門施設を紹介されて後日足を運ばなければならなかったりすることが少なくありませんが、大濠パーククリニックでは事前の予約なしで、ご来院いただいたその日にその場で頭部CT検査を行うことが可能です。
当院の CTを用いた二次性頭痛の鑑別診断 や 頭痛の原因検索にCT を活用し、その日のうちに画像診断の結果をお伝えして、皆様の不安を即座に解消します。
4. 福岡市中央区で通いやすい頭痛外来をお探しの方へ
大濠パーククリニックでは、お仕事やライフスタイルで忙しい方でも安心して適切な頭痛治療を続けられるよう、通いやすい受付体制を整えています。
- 【予約なしで受診・即日CT可能】:当日の急な体調不良や、スケジュールが読めない日でも、そのままご来院いただけます。
- 【平日は18:00まで受付】:仕事帰りや学校帰り、夕方の時間帯にもお立ち寄りいただけます。
- 【土曜日は15:30まで受付】:平日は受診が難しい方も、週末の午後に落ち着いてしっかり専門医に相談可能です。
「自分の頭痛の重症度(HIT-6)を詳しく調べてみたい」「頭痛がない日の不安や不調を根本から改善したい」という方は、どうぞお気軽に当院までご相談ください。1次性頭痛と2次性頭痛 をしっかりと見極め、あなたの痛みに寄り添った最適な治療法を一緒に見つけます。

天神から3分、地下鉄大濠公園駅から徒歩2分のクリニックです。お仕事帰りや家事の合間に、最短ルートで診断・検査を完了させます。
■ 医療法人 清涼会 大濠パーククリニック
* 住所: 〒810-0051 福岡県福岡市中央区大濠公園2-35 THE APARTMENT 2F
* アクセス:
- 地下鉄大濠公園駅 ③番または⑥番エレベーター出口から徒歩2分(天神から3分、博多駅から9分) - 西鉄バス 大濠公園バス停正面
* 電話番号: 092-724-5520
* 地図:
■ 診療科目
(保険診療):
(自由診療): GLP-1ダイエット、健康診断、予防接種、ピル、脱毛症(AGA)、ED、ビタミン点滴、美容皮膚科
※美容皮膚科・健康診断などは一部予約制となります。
■ 診療受付時間
平日: 9:30~12:00 / 13:30~18:00 土曜: 9:00~15:30(昼休みなし)
* 休診: 日曜・祝日
■予約不要: 保険診療(頭痛外来・婦人科・内科など)は予約制ではございませんので、直接のご来院も可能です。
※美容皮膚科・健康診断等は一部予約が必要です。
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公開日:2026年6月14日