AMH検査は令和7年3月31日まで

AMH

検査の内容:
 血液検査でAMH※値を調べます。
※AMH(抗ミュラー管ホルモン)は卵巣内の卵子の数の目安(卵巣予備能)がわかります。卵巣に残っている卵子の数には個人差があります。
対象となる方:
福岡市内に住民票があり、本年度に30歳になる女性。
令和6年度は、平成6年4月2日から平成7年4月1日までに生まれた方が対象です。
料金:
自己負担額 500円(通常10,000円します)
検査の受け方:
* 事前に大濠パーククリニックに予約を電話(092-724-5520)してください。
* 検査当日は、クーポン券(切り取らずにお持ちください)を忘れずにご持参ください。

※まだ今年度のクーポンは発送されていません。
* 1週間後以降に再度、来院下さい。
<AMHとは>
出生時に約200万個ある原始卵胞は、思春期以降になると30~50万個に減少し、37歳頃までに2万個まで減少します。
原始卵胞は、前胞状卵胞、胞状卵胞から成熟卵胞へと発育し、排卵します。
1回の排卵で約1,000個の卵胞が減少するといわれています。50才位で卵胞がなくなります。

AMHは、前胞状卵胞から胞状卵胞に発育する段階の卵胞から多く分泌されるホルモンです。

血液中に存在するAMHの量は発育中の卵胞の数を反映すると考えられ、AMH値が卵巣予備能を知るのに役立ちます。
低用量ピル服用中は実際の数値より低く測定される可能性があります(ピルを1ヵ月以上休薬した後に検査をお勧めいたします)
AMH値が高い場合は多嚢胞性卵巣症候群(PCO)の可能性があります。
AMH値が低い場合は、妊娠しにくいのではなく、妊娠できる期間が限られてくるということです。