PMS (月経前症候群)にピル

PMS (月経前症候群)は、「月経前 3~10 日のあいだに続く精神的あるいは身体的症状で,月経発来とと もに減弱あるいは消失するものをいう」(日本産科婦人科学会産婦人科用語集によ )

排卵後の黄体期の後半にエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が急激に低下し、脳内のホルモンやセロトニン等の神経伝達物質の異常を引き起こすことが、PMSの原因と考えられています。

症状は、イライラ、集中力の低下、のぼせ、倦怠感、腹痛、むくみ、乳房の張りなどがあります。

治療としてピルを使う排卵抑制療法が有効なことがあります。

排卵が起こり女性ホルモンの大きな変動があることが原因であれば排卵を止めれば、女性ホルモンの変動をなくすことで症状が改善すると思われます。