片頭痛と嘔気

片頭痛の随伴症状として吐気や嘔吐はよく見られる。セロトニン過剰などにより延髄にある嘔吐中枢が刺激されて嘔吐が起こると考えられる。

頭痛急性期には消化管吸収遅延となっており、頭痛と嘔気が重なると頓挫薬も効きにくなる。

制吐剤を予兆時に服用すると頭痛の6割が予防されたといった研究発表もある。