抗てんかん薬はピルの効果を弱める?!

抗てんかん薬には酵素誘導作用により薬剤の肝臓での分解を促進する働きを有し、ピルを合わせて内服した場合、効果が減弱する危険があります。

△フェノバルビタール、フェニトイン、カルバマゼピン

○酵素誘導作用が無い薬剤として、バルプロ酸、ガバペンチン、クロナゼパンはピルの効果に影響を与えません。

△またトピラマートは別な機序でピルの効果が減弱する可能性があります。

レボノルゲストレル錠は、酵素誘導作用がある抗てんかん剤を併用した場合に効果が減弱する可能性があります。