緊張型頭痛 大濠パーククリニック

有病率20%、慢性緊張型頭痛は3%。日本人の2,500万人が経験しています。

症状:30分~7日間持続する頭痛で、両側性に後頭部を中心に頭全体的に締め付け感(非拍動性)中等度の頭痛があり、日常的な動作(歩行、階段昇降)により増悪せず、悪心や嘔吐はなく、光過敏や音過敏はあってもどちらか一方のみ。夕方や週末にかけて増悪する。肩や首こりを伴い、目の痛み、浮遊性のめまいや疲労感を伴う。温めると改善する。日常生活支障が出ることは少ないです。X線で頸椎のstraight neck(前湾の消失)の事が多いです。

治療:A)生活指導局所を温める。入浴・ホットパック・マッサージ。姿勢を正し、軽いストレッチなどの肩こり体操をする。適度の運動は有効です。枕を低く、無くてもいいが、バスタオルなども2-3枚折って枕の替りとする。

B)薬物療法

急性期には鎮痛剤、抗不安薬、筋弛緩剤を使用します。慢性期には予防薬としてアミトリプチリンを使用することがあります。

   ①NSAIDs屯用 (Grade A)②抗不安薬(Grade B)③筋弛緩薬④漢方薬⑤予防薬として①抗てんかん薬、漢方薬

福岡の頭痛外来と言えば大濠パーククリニックです。