授乳中の麻疹や風疹ワクチン接種は可能
福岡県内で今年、すでに44名の風疹患者さんが発生しています。80%が男性で、20歳から59歳が80%です。届出の多くは、30代から50代の男性です。30代から50代の男性においては、風しんの抗体価が低い方が2割程度います。
妊婦を守る観点から、以下の方は任意で風しんの予防接種を受けることをおすすめします。
(1)特に30代から50代の男性
(2)妊婦の夫、子供及びその他の同居家族
(3)10代後半から40代の女性(特に妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い者)
また、風疹や麻疹は生ワクチンなので、
妊娠中は接種できませんが、授乳中は可能です。
一方、不活化ワクチンは、妊娠中も、授乳中も接種可能です。
生ワクチン(風疹や麻疹)接種後他のワクチ接種は28日あけないといけませんが、同じ日に1つの医療機関で行う同時接種は可能です。
福岡県内では麻疹及ぶ風疹のワクチン供給が不足しています。
在庫に関しては電話でお聞きください。