生理痛や頭痛に鎮痛剤

生理中、月経血排出のために子宮内膜から子宮を収縮させるためプロスタグランジンが分泌されます。
このプロスタグランジンの分泌量が多くなると、過剰に子宮を収縮させてしまうため、生理痛といわれている下腹部やや腰の痛みなどを生じます。鎮痛剤の主成分には、このプロスタグランジンの産生を抑制する作用があり、生理痛が軽くなります。また、片頭痛では、セロトニ ンが急激に減少することで血管拡張をもたらし,その後ブラジキニンやプロスタグランジンを遊離させて,更なる 血管拡張や発痛作用を来すという説があります。プロスタグランジン産生を阻止する鎮静剤は、頭痛にも生理痛にも有効です。
    低用量ピルや漢方薬も生理痛の治療に用います。
大濠パーククリニックでは、片頭痛及び生理痛の検査・治療を同時に行なっています。
片頭痛:CT,X線等による診断、トリプタン製剤、漢方薬、予防薬による治療。
生理痛:超音波、ホルモン測定による診断、低用量ピル、漢方薬による治療。

頭部、胸部、腹部、骨盤CT