片頭痛の誘発因子  大濠パーククリニック

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片頭痛患者の3/4に何らかの発作の誘発因子があるといわれています. [精神的因子]60~80%.ストレスから開放されたときに血管も緩み、片頭痛が起こる ストレス、精神的緊張、疲れ(頻回の旅行)、睡眠不足、睡眠過多 ※週末頭痛 [ホルモン因子] 月経の2日前から3日目くらいまで 排卵日前後 閉経 [環境因子] 天候の変化(雨の前日、または当日) 天災・低気圧(地震、台風、暴風)(10%) 温度差(冷房、もしくは暖房、入浴またはシャワーを浴びた後) 人ごみ、騒音、まぶしい光、強い不快なにおい(香水、たばこ)など物理的刺激 睡眠不足(30%)、睡眠過多(25%) 長時間のPC,TV 空腹 [身体,情動] ・激しい運動・体屈曲やかがんだ姿勢(園芸ガーデニング作業など) ・重いものをもつ [疾病] 歯痛,他の頭痛,頸部痛 ・高血圧 遺伝的・素因的な要素      母親だけ片頭痛→子供は70%      父親だけ片頭痛→子供は30%     両親頭痛→子供は90% [食事性因子] 食品に含有される血管作動性物質 亜硝酸塩  ... 血管拡張作用有し,サラミやソーセージに含有 チラミン  ... 血管作動性物質で,年代物のチーズや柑橘類にも含有 フェニルエチルアミン  ... チョコレートに含有 ヒスタミン  ... 赤ワインに含有 ドパミン  ... ソラマメに含有 グルタミン酸ナトリウム  ... 中華料理などに含まれ,チャイニーズレストラン症候群の原因 カフェイン  ... コーヒーやお茶に含有.少量で鎮痛効果があるが,過剰摂取で頭痛を誘発 ・魚(とくにスモーク(燻製)にしたもの) ・缶詰のイチジク ・塩づけニシン ・鳥の肝臓 ・トマト ・小麦

[薬]      血管拡張物質       ... ニフェジピン,アテノロール,ニトログリセリン,カプトリル,シロスタゾール      血管収縮作用で濃度低下により血管拡張が起こる物質       ... 鎮痛薬(インドメタシン,ジクロフェナックなど)        頭蓋内圧を上昇させる薬物       ... シメチジン,抗生物質など        一酸化窒素を放出する薬物       ... ニトログリセリン,シルデナフィル        ピル

睡眠薬

[caption id="attachment_12150" align="alignnone" width="174"]福岡の頭痛外来と言えば大濠パーククリニックです。 福岡の頭痛HP[/caption]