女性の群発頭痛 大濠パーククリニック
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連絡先(☎092-724-5520)
群発頭痛の発症年齢は通常20-40歳 代です。
男性に多い傾向(男性:女性=3〜7:1)がありますが、最近は喫煙率の上昇と共に女性が増えてきてます(慢性頭痛の診療ガイドライン2013より抜粋).
尚、群発頭痛の有病率は10万人あたり56-401人程度(0.05〜0.4%)と片頭痛(8%)に比較するとかなり低いですが、当院頭痛外来には、時々来られます。
症状の特徴
① 20-30代の男性に多い
② 片側の目の奥に激しい痛みが年に年に1~2回、1~2か月間は毎日のようにしかも明け方の決まった時間に1-2時間激しく起こる。
③ 痛みをこらえるために頭をかきむしったり、ぶつけたりしたくなり、じっとしていられず動き回る。
④ 涙が出たり目の充血を伴う。
⑤群発頭痛の期間中はアルコールをのむと、必ず群発頭痛が誘発
治療
A.発作時
① 鎮痛剤はNSAIDs無効 (あまり効かない)
②トリプタン製剤
トリプタン点鼻、自己注射やトリプタン錠
B.予防
①発作型群発頭痛にはベラパミル240 mg3×、発作が起こらなくなり緩解期になった可能性があれば、ベラパミルを1日120 mg に減量して1週間経過をみて、発作の再発がなければ中止します。
②プレドニン (3日毎漸減12日間)上記無効時併用
③バルプロ酸 併用
以上の治療でどうしてもコントロールができない場合には、バルプロ酸服用を考慮します。
服用量は1日400 ~ 600 mg にします。
問い合わせ:
医)清涼会 大濠パーククリニック
福岡市中央区大濠公園2-35 THE APARTMENT 2B
☎️092-724-5520