交通事故後のめまいや頭痛 大濠パーククリニック

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CT

交通事故でむち打ち(頸椎捻挫症)受傷後に頭痛以外で、吐き気を起こすことはよくあります。
1. ストレスによる神経性胃炎や胃潰瘍
2. 鎮痛剤(NSAIDs)の副作用
3. バレ・リュー症候群です。
その中で、バレ・リュー症候群は事故後、や交通事故受傷後しばらくして以下の自覚症状が持続します。頭痛、頭重感 、めまい、耳鳴り、耳づまり、吐き気、眼のかすみ、視力低下(眼精疲労)、 脈の乱れ、息苦しさ 、かすれ声、喉の違和感、嚥下困難 、体のだるさ、しびれ、等です。
原因は外傷に対する交感神経の過剰反応が考えられています。受傷直後ではなく2~4週間ほど経過してから現れることが多く、6ヶ月以上症状が続くことがあります。早期にリハビリテーションすることをお勧めします。

交通事故

(交通事故で多い症状)
直後から数日たって発生する症状です。数日から数ヶ月以上続くことがあります。
・頭痛、首、背中、肩、手首、腰、股関節、膝、足首や四肢の痛み、コリ、ハリ、脱力
・頭痛、吐き気、めまい
・手足のしびれ、
・運動制限(首、肩、腰)
・睡眠障害、記憶力低下、集中力低下、イライラ

※後遺症が残りやすいため、早期診断とリハビリテーションなどの治療が大切です。

(交通事故受傷後の診断・治療の流れ)

これらの流れがわからないと、必要な治療を必要とする期間受けることが困難になることがあります。

※交通事故受傷直後どのように対応していいかわからない場合、大濠パーククリニック
電話番号『092-725-5520』)にご連絡ください。保険会社への対応、警察での事故手続きなど以下の手順などのアドバイスをいたします。

1) 事故発生直後
①まず、現場で、警察を呼んでください。
加害者からの報告は義務ですが、被害者が届け出ることも必要です。
※警察への通報は人身事故に限らず、車を運転していて起きたすべての交通事故に義務づけられています。
警察官の立会いで現場の状況が確認され、警察の〈実況見分調書〉として記録に残ります。

②相手を確認する。
加害事故、被害事故にかかわらず、次のことを確認し、必ずメモしておきましょう。
1.運転免許証等により相手の住所・氏名・生年月日・連絡先
2. 相手車両の登録番号(所有者、ナンバープレートの番号)
3. 相手の勤務先と雇主の住所・氏名・連絡先(運転者だけでなく雇主も賠償責
任を負うことがあるから)
4. 相手の自賠責保険と任意の自動車保険の保険会社名・契約者名(わかれば証
券番号も)電話番号、その担当者名
※業務中に従業員が事故を起こせば、運転者だけでなく雇主も賠償責任を負います。

③ご自身の加入されている保険会社にも電話連絡してください。

④目撃者を確保  第三者の意見は万が一、相手方とのトラブルになった際などに効果があるため、通行 人など交通事故の目撃者がいれば、その証言をメモしましょう。また、氏名や連絡先を 聞いておき、必要ならば証人になってもらうよう、依頼しておきましょう。

⑤自分でも記録  記憶は薄れることがあるため、できるなら事故直後の記憶が鮮明なうちに、現場の見 取図や事故の経過、写真などの記録を残しておくことも重要です。記録は賠償交渉終了 時まで残しておけば安心でしょう。

2)患者様から相手方保険会社に電話
病院名『大濠パーククリニック』、電話番号『092-725-5520』
で症状があるので検査・治療をしたい、とお伝えください。

⇒OKが出たら当院『大濠パーククリニック』に受診の予約電話かけて下さい。

このように最初から手続きを踏めば、窓口での支払いは以後しなくて済みます。

※一括払い制度:相手方に事故の大部分の責任がある場合、検査、治療(リハビリ)にかかわる患者様負担は一切ありません。相手保険会社からクリニックに一括払い制度の連絡が入りますので、クリニック窓口では初回から一切の支払いが生じません。もちろん健康保険は使用しません。
しかい、後にご自身に一部過失があったことが判明し、自分の保険を使わなければならなくなる場合があります。あるいは、過失がなかったとしても、相手が無保険車に搭乗していた場合、ご自身の保険を使わなければならなくなる場合があります。

※■保険には大きく2種類があります。

自賠責保険 任意保険
強制保険(原則加入が義務) 加入は自由
保険金限度額
自賠責保険 任意保険
死亡、 後遺症 3000万円 色々
障害 120万円 任意加入(上乗せ) 色々

3)クリニックを受診する。
①診察:事故状況、自他覚症状、関節可動測定、握力測定、腱反射測定
②検査:レントゲンで頸椎や腰椎等の骨折変形を診ます。
CTで頭部、頸椎、腰椎などの骨折変形、神経圧迫状態を立体的に評価します。
③治療:鎮痛剤や平滑筋を緩める飲み薬やシップ、局所麻酔剤注射(トリガーポイント注射)による治療
リハビリテーションとして牽引、遠赤外線、干渉波(スーパーカイネ、ミナト)、ホットパック等の温熱療法など、医療機器を用いた理学療法(詳細は院内設備のページをご覧ください)
<所要時間は20分-1時間>


④診断書作成:医師が作成
当日あるいは数日中に警察に届け出る:警察から『交通事故証明書』をもらえます。警察に届け出ないと自動車保険の請求に必要な『交通事故証明者書』がもらえなくなります。
※人身事故については、事故発生後60日以内に事故報告がないと、保険金が支払われない場合があります

※交通事故証明書(1通600円)

届け出後、2-4週間で申請可能。
警察署や都道府県の交通安全運転センター、郵送、インターネットで申請すると、都道府県の交通安全運転センターが発行します。

事故発生の事実を警察が証明するもので、事故日時、事故の場所と当事者等が記載されています。

自動車安全運転センターのHP(http://www.jsdc.or.jp/certificate/accident/)に詳細が記載されています。

4)自分が弁護士特約に入っているか確認
弁護士特約とは:
自動車事故や日常で遭遇した事故によって、怪我を負ってしまった時に、その賠償問題がこじれて弁護士を頼まなければならなくなったら、保険会社が弁護士費用を補償しますよ
その限度額は300万円
同居している家族が保険に加入していたり、未婚の人は別居している親が保険に加入しているような場合にも、その保険の弁護士費用特約が使えるのです。保険証書を確認するか保険会社に電話で問い合わせてください。

保険会社の資料によれば、弁護士特約の付帯率は30%程度
被害者に過失があっても、被害者自身が選んだ弁護士でも特約は使えます!

5)クリニックで治療(リハビリテーション)開始。
一定期間はリハビリテーションを行う。後遺症が残らないようにするためには必要な期間、頻度で行ったほうが良いです。
受傷後少ししてから症状が出ることもあります。

6)治癒
痛みや痺れなどの症状が緩和し、日常生活を行うのに支障がなくなれば治療を終了致します。

7)症状固定
相手方保険会社から受傷後3-6ヶ月くらいで保険会社から症状固定にしませんか?そろそろ治療を終了しませんかと話が出てきます。医師が診断し症状固定か、もう少し治療継続かを判断します。
なお、症状固定の時期は医師が決めます。症状固定となれば自動車保険を使っての治療(リハビリテーションを含む)は終了となります。

症状固定とは:痛みやしびれ等がリハビリテーション等の医療を行ってもその傷病の症状の回復・改善が期待できなくなった状態(医学的症状固定)です。

8)後遺障害(交通事故によって生じた後遺症の事)の等級認定

自賠責保険に後遺障害等級の申請し、自賠責の機関から後遺障害と認定されることを指します。
後遺障害の等級認定をうけることで賠償金を求めていきます。

賠償金=後遺症による逸失利益による(事故による収入減)+後遺症慰謝料(苦痛に対する賠償)

【後遺障害の認定基準】以下の要件を満たすものと定義されています。

①交通事故によって受けた精神的・肉体的な傷害である事。
②将来においても回復の見込めない状態になる事(症状固定)。
③交通事故とその症状固定との間に相当な因果関係が認められる事。
④その存在が医学的に証明できるものである事。
⑤労働能力の喪失を伴うものである事。
⑥:その程度が自動車損害賠償保障法(自賠法)施行令の等級に
該当するものである事。

自賠責後遺障害診断書:
認定手続きの要となる書類で、交通事故の治療が終了した後、最終日以降に医師に記入を依頼します。

9)示談
裁判をせず、当事者同士 ( 加害者と被害者の両方 ) が話し合いをして賠償責任の有無や、損害賠償額 や 支払方法 などの内容を決めて解決を行うことです。

保険会社からの提示額が妥当か客観的に判断する必要があります。
納得いかない場合、弁護士に依頼することもあります。

弁護士特約とは:
自動車事故や日常で遭遇した事故によって、怪我を負ってしまった時に、その賠償問題がこじれて弁護士を頼まなければならなくなったら、保険会社が弁護士費用を補償しますよ
その限度額は300万円
同居している家族が保険に加入していたり、未婚の人は別居している親が保険に加入しているような場合にも、その保険の弁護士費用特約が使えるのです。保険証書を確認するか保険会社に電話で問い合わせてください。
保険会社の資料によれば、弁護士特約の付帯率は30%程度
被害者に過失があっても、被害者自身が選んだ弁護士でも特約は使えます!

Q&A

1)他院からの転院も可能ですか?
相手方保険会社に転院元の病院名と転院希望病院名(大濠パーククリニック』
電話番号『092-725-5520』)をお伝えください。
これで変更可能です。

2)軽い症状でも診てもらえますか?
症状の軽い重いは関係なく、治療が必要なら受診できます。

3)交通事故直後 相手方保険会社や相手方運転手から警察への届け出をしないでほしい、あるいは示談にしないかと連絡があった。どうしたらよいか??
物損・人身にかかわらず、警察への届け出は運転者の義務です(道路交通法72条1項)。速やかに警察に連絡しましょう。後遺障害を残すこともあるので、示談には応じないほうが良いと思われます。
「法律上届けなければいけないことになってます。」と丁寧にお断りすべきです。

国土交通省のパンフレットも参考にされてください。
www.jiko-kazoku.com/pdf/2014-4/milt-jikopanf.pdf

福岡市中央区大濠公園2-35

THE APARTMENT 2B
医)清涼会 大濠パーククリニック
☎︎ 092-724-5520

福岡の頭痛外来と言えば大濠パーククリニックです。