Q) 交通事故受傷後、頭痛と吐き気、めまいが続きます。大丈夫でしょうか? 大濠パーククリニック

A)

交通事故でむち打ち(頸椎捻挫症)受傷後に吐き気を起こすことはよくあります。

1. ストレスによる神経性胃炎や胃潰瘍

2. 鎮痛剤(NSAIDs)の副作用

3. バレ・リュー症候群です。

その中で、バレ・リュー症候群は事故後、や交通事故受傷後しばらくして以下の自覚症状が持続します。頭痛、頭重感、めまい、耳鳴り、耳づまり、吐き気、眼のかすみ、視力低下(眼精疲労)、 脈の乱れ、息苦しさ 、かすれ声、喉の違和感、嚥下困難 、体のだるさ、しびれ、等です。原因は外傷に対する交感神経の過剰反応が考えられています。受傷直後ではなく2~4週間ほど経過してから現れることが多く、6ヶ月以上症状が続くことがあります。早期にリハビリテーションすることをお勧めします。

干渉波、遠赤外線、牽引、トリガーポイント注射などが行われます。