血圧サージ 大濠パーククリニック
血圧サージとは、起床時など急激に血圧が起こる状態で、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高くなります。血圧サージがあれば正常人に比し心臓や脳へのリスクが2.5倍になります。
<血圧サージを疑う状態>
収縮期血圧:135mmHg以上が頻発、5日間の幅が20㎜Hg 以上
(起床後トイレに行ったのち1時間以内に2回血圧測定)
カナダのフィリップミラー教授によると以下のハンドグリップ法を4週間行うことで血圧が平均10mmHg下がると発表しています。
原理は、ハンドタオルを握りしめるた【血管収縮】後の、緩める(血管弛緩)ことで血管内皮細胞から一酸化窒素が放出され、血管壁をやわらかくなり血管が拡張することで血圧が下がる。
<血圧サージの改善方法>
- ハンドグリップ法:毎日2分間30%の力でハンドタオルを握る
- 靴下やスリッパを使用
- 薄着で外に出て洗濯物を取り込みしたり新聞を取り入れない
- 外出30分前から首元を温める