皮膚科の記事一覧

 副作用を比較したところ、従来のベピオゲルが37%に比べて13%と3分の1に低下しており、、水分蒸散抑制率と水分保持率は、優位に高く、乾燥を防ぎ、赤み等の副反応も少ないことが明確です。...

20%オキシブチニン配合ローションが6月1日発売されます。毎日、寝る前に手を乾かし、両手のひらに5プッシュし、広げます。15分位ベトつきますが、すぐ乾きます。※塗布後スマホや目等は触らないように。翌朝流水で手を洗います。２４時間有効です。効果は1-2週間で感じます。注意:目に入ったら、すぐ流水で洗い...

2023年5月31日、尋常性ざ瘡治療剤「ベピオ®ローション2.5%」（過酸化ベンゾイル）が発売されました。過酸化ベンゾイルは、尋常性ざ瘡の原因菌であるCutibacterium acnes（アクネ菌）などの細菌に対する抗菌作用と角層剥離作用を有し、炎症性皮疹および非炎症性皮疹（コメド）に対して効果を...

肝斑は主に顔面に現れる色素沈着の一種です。日本人や東アジア人に多く見られ、特に女性に多く発生します。肝斑は、主に額や両頬、上唇周辺などに現れ、褐色や灰色の斑点や斑塊として表れます。斑点の大きさや形状は個人差がありますが、一般的には数ミリから数センチメートル程度の範囲に広がります。30~50代の女性の...

6月1日から従来品に比べ、使いやすく、手が汚れにくいツイストボトルが、発売になります。使用法:①蓋を開ける②白い部分を右に止まるまで回す③ 白い部分を左に止まるまで回す④1回分の薬液が表面に出る。⑤液面を脇の皮膚にあて、脇全体に塗り広げる⑥反対側も①から⑤を行う。医）清涼会　大濠パーククリニック頭痛...

肝斑は、両頬を中心に出来る境界不明瞭な色素斑で、表皮基底層でのメラニン沈着、メラノサイトでのメラニン生成の亢進とメラノサイトの数が増加がみられます。また、真皮の線維芽細胞や血管内皮細胞が肝斑の病態に関与しているようです。肝斑はアジア人に多く、発症頻度は5～30％と言う報告がありますが、実際はもっとあ...

十味敗毒湯はニキビ、特に炎症を伴うニキビに有効です。十味敗毒湯に含まれる荊芥、甘草のアクネ菌に対する抗菌作用が認められており、化膿した皮膚の赤みやかゆみを改善します。また、桜皮を含む十味敗毒湯があります。桜皮にはポリフェノールの一種フラボノイドの「ゲニステイン」が含まれ、エストロゲン様作用を呈します...

1)手洗後、濡れた後しっかり水分をふき取る2)手袋着用3)風呂に入り体を暖める4)時間がある時、入浴後に手足をマッサージ治療　ぬり薬:ビタミンＥ製剤、ヘパリン類似物質含有製剤、プロスタグランジンＥ１製剤などがあり、ひどい場合には、副腎皮質ホルモン（ステロイド）や抗菌剤　のみ薬:ビタミンＥ製剤、漢方薬...

JAK阻害薬(細胞内の免疫活性化シグナル伝達に重要な役割を果たすJAK（ヤヌスキナーゼ）の働きを阻害)で、アトピー性皮膚炎の適応で承認されたのはコレクチムが初めてです。同薬は4種類あるJAKファミリーのすべてを阻害することで免疫の過剰な活性化を抑え、症状を改善すると期待されています。ステロイドやプロ...

ワセリンを肌に塗ると皮膚表面に薄い油膜が作られ水分が蒸発するのを防ぎ、肌の潤いを保持します。さらに、油膜には衣類などとの摩擦や刺激から肌を保護します。刺激が少なく、安価です。適応:火傷、日焼け、接触性皮膚炎、酒さ、擦り傷、太ももの擦れ、爪、ハンドクリーム、アイクリーム、リップクリーム医)清涼会　大濠...

オリゴマリンローションは、海水のミネラル成分に着目した低刺激性の全身用保湿化粧品です。海水を濃縮して得られた保湿成分「オリゴマリン(R)」（濃縮海水）は、ミネラル成分を多く含み、乾燥やさまざまな刺激からお肌をまもる高い保湿効果があります。【有効成分】グリチルリチン酸2Ｋ【その他成分】水、ＢＧ、濃グリ...

50歳以上の方には帯状疱疹の予防にワクチンをおすすめします。帯状疱疹とは水痘帯状疱疹ウイルス(varicella-zoster virus、以下VZ)初感染後、脊髄後根神経節や脳神経節に潜伏感染している VZV が免疫機能が低下して再活性化することによって、疼痛を伴う水疱が出現する疾患です。85 歳...