11月上旬までに初回注射、子宮頚がんワクチンは無料(福岡県内の以下条件)

まだ間に合う子宮頚がんワクチン

厚労省によると一般的な接種スケジュールが出来ない場合、
2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけて接種可能です。(一般的には回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後)
出来るだけ1回目を11月上旬までに受けましょう。
※インフルエンザワクチンと子宮頚がんワクチンは同時接種できます。

<一般的な接種スケジュール> 2024年8月末時点でHPVワクチンの接種率はキャッチアップ接種世代(17~27歳)全体でも49.5%と半数に満たず、特に17~24歳では35.0%にとどまることが、m3が構築した情報データーベースJAMDAS(日本臨床実態調査)※のデータで明らかになった。接種機会を逃す人が約320万人にも上ると推計される。

25歳以下の福岡市及び福岡県内に住民票がある女性はヒトパピローマウイルス(HPV)への感染を防ぐワクチン(以下「子宮頸がん予防ワクチン」という。)の予防接種を無料で接種することができます。

子宮頚がんは、日本では25歳から40歳の女性のがん死亡の第2位を占めます。

HPVワクチンの接種により、子宮頸がんの原因の90%を防げます。

日本での接種率は20%位で欧米の80-90%よりまだかなり低率です。

公費:小学校6年から高校1年相当の女性は、HPVワクチンの定期接種の対象で無料

キャッチアップ:1997年度(H9年4月2日以降)から2007年度生まれの女性も、2025年3月末までは公費(無料)で接種を受けられます。

子宮頸がんの予防に効果を発揮するHPVワクチンは3種類

・2価ワクチン(サーバリックス®️)通常5万

・4価ワクチン(ガーダシル®️)通常5万

・9価ワクチン(シルガード®️9) 通常9万

合計2回(15歳未満)または3回の接種が必要です

HPV16/18型が子宮頸がんの原因の50~70%を占めます。

9価ワクチンのシルガード9は、HPV16型と18型に加え、9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです。その中でも、子宮頸がんの原因の80~90%を占める、7種類のHPV(HPV16/18/31/33/45/52/58型)の感染を予防することができます。

住民票が登録されている自治体の病院、あるいはクリニックで接種ができます。

大濠パーククリニックでは福岡県内の住民票登録者に子宮頚がん(HPV)予防ワクチン接種が可能です。

副作用:発熱や疼痛などがでることがあります。

※電話で事前に予約下さい(092-724-5520)