レーザーフェイシャルはシミ、ニキビ

レーザーフェイシャルとは、低出力のレーザーを顔全体に照射することで、皮膚の美白、若返りをもたらす治療です。治療は短時間で行うことができ、痛みもわずかです。

<作用機序>

1. 皮膚の過剰なメラニンを選択的に破壊するので、シミ・ソバカス・くすみを徐々に改善し、美白効果が期待  

2. 皮膚の深部まで到達したレーザー光は、繊維芽細胞が活性化し、コラーゲン生成が促されます。、肌の内側からキメやハリ、リフトアップ、たるみや小じわの改善

3. レーザー光を肌に照射することで、コラーゲンやエラスチンの再生を促し、肌のハリや弾力を改善する。ニキビ跡の改善

4. うぶ毛のメラニンにも反応するため、うぶ毛の脱毛効果、毛穴の黒ずみ、毛穴の引きしめ効果。

5. ニキビの 原因となる毛穴の中の雑菌を殺菌することでニキビを改善・予防効果

<治療の流れ>

1.カウンセリング:医師との相談を行い、治療の目的や方法、費用、施術前後の注意点などを確認する

2.治療前の準備:

・治療前後3日間はゼオスキン、ピーリング剤、ニキビ治療薬の一部(デュアック配合ゲル、ベピオゲル、ディフェリンゲル、エピデュオゲル)、トレチノイン、レチノイン酸、どの使用は控える          

・産毛が気になる方は前日までに剃毛を行う

3.治療当日

・肌のチェック:肌の状態やシミの種類を確認し、最適なレーザー設定で治療を行う

・洗顔

・写真撮影(肌状態、施術部位の前後の経過を記録するため)

・治療時間:1回の治療は約30

・照射時には輪ゴムではじかれる程度の痛みはある程度(表皮冷却システムDCDを照射直前に冷却ガスを吹き付ける)

・赤み、ヒリヒリ感やほてりが生じた際は、クーリングを行い、炎症を抑える軟膏が使われることもある。赤みは23日程度で消失。まれに皮がむける場合あり

<治療回数>

1回の治療で効果がある場合もあるが、4週ごとに3-6回程度繰り返すことで効果が高まる

<治療後の注意点>

1. 擦らない:照射後、シミ部分は炎症を起こしているので擦らないこと

2. 化粧・洗顔:治療当日から可能(刺激の強い洗顔、化粧品の使用は避ける)

3. 施術当日から入浴可能ですが、長湯は避ける

4. 充分な保湿でのスキンケアを行う

5. 外出時は日焼け止めを塗るなど紫外線対策を徹底する

<副作用>

・5%の程度で照射後数日間、赤みやブツブツが出現することがあるが、通常1週間程度で症状は落ち着く

・治療数日後より一時的に小さいニキビができることがある(新陳代謝が早まり皮脂の排出が一斉に起こったもの、一時的なもので1週間程度で改善)

・肝斑を悪化させるリスクが高く、まれに隠れ肝斑の方は照射後に肝斑が浮き出てくることがあります。

・一過性に炎症後色素沈着に炎症後色素沈着を予防し、早く 治すためにビタミン C、トラネキサム酸内服と日焼け止め、トラネキサム酸ローションの塗布がおすすめ

<対象とならない方>

・皮膚に炎症を起こしている人、

・日焼けをしている人、

・妊娠中や授乳中の人、

・光と点滅などに反応するタイプのてんかん発作の既往がある方、

・光アレルギーの方、

・抗菌薬など光過敏反応が強く出る薬を服用中の方は過敏反応が出る可能性があり

・心臓病や糖尿病などの重度の持病がある方、慢性の病気がある方、アレルギー体質、ケロイド体質、薬のアレルギーがある方はレーザーフェイシャル治療前に医師に要相談。

医)清涼会 大濠パーククリニック

頭痛外来

福岡市中央区大濠公園2-35 THE APARTMENT 2B

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