痒み、カンジダ膣外陰炎

経験者: 20%、その内年に2回以上繰り返す人は40%

カンジダの原因菌であるカンジダ菌は、我々のからだにいる常在菌の一種です。

このカンジダ菌が異常増殖して、性器周辺に炎症やかゆみなどの諸症状をきたす病気を『性器カンジダ(カンジタ)症』または『膣カンジダ』と言います。以下の原因でカンジダが異常に増えると症状がでます。よって必ずしも性病ではなく、性行為がない小児が感染することがあります。

原因 :免疫機能の低下(疲労、ストレス、妊娠)、風邪等で抗生物質を使用、月経前、糖尿病、性行為

症状:

おりもの(酒粕様、ヨーグルト、カッテージチーズのように白濁から、黄色)、外陰部のかゆみ、発赤、浮腫み、痛み、熱感、性行痛

鑑別疾患:

細菌性腟炎、クラミジア  、淋病

治療:

抗真菌剤の膣錠挿入(7日間)とクリーム