ピル使用中の不正出血

 

<ピル使用中の不正出血>
ピル1シート目での不正出血は25〜30%といわれてます。原因は低用量ピルでは生理初日から服用始めるため、生理での子宮内膜の剥離が不十分で、子宮中に経血が残ることがあり出血する場合。一般にエストロゲンの作用によって厚みを増した子宮内膜は、プロゲストーゲンの作用で出血しないように維持されています。外因性のエストロゲンが加わりエストロゲン量が多くなり、内膜を維持するだけのプロゲストーゲンが不足し、出血が起きてしまう場合もあります。
子宮内膜の維持作用を比較すると、第3世代 > 第1世代 > 第2世代といわれてます。
大部分は3シート服用する頃には、不正出血は無くなります。