福岡市の大濠パーククリニックが解説|薬の飲みすぎで頭痛が悪化?薬物乱用頭痛の症状・正しい治療法と最新の予防薬
いつも大濠パーククリニックのブログをご覧いただきありがとうございます。
「頭痛が起きるのが怖くて、毎日予防的に鎮痛薬を飲んでしまう」
「処方された薬がだんだん効かなくなってきた」
福岡市で頭痛外来を開設して15年、延べ8,000人以上の頭痛治療に携わってきた大濠パーククリニックには、市販薬や処方薬の飲みすぎによって脳が痛みに過敏になる「薬物乱用頭痛」に陥り、「薬を辞められない」と悩む患者様が日々ご来院されています。今回は、薬物乱用頭痛の基準や、当院で行っている具体的な治療法、そして最新の予防薬について詳しく解説します。
1. 薬物乱用頭痛(MOH)の診断基準とチェックリスト
薬物乱用頭痛とは、もともと片頭痛や緊張型頭痛などの頭痛持ちの方が、薬を過剰に服用することで発症する二次性頭痛です。国際頭痛分類では、以下のような基準が設けられています。
- 頭痛が月に15日以上存在する
- 市販の解熱鎮痛薬(ロキソニン、イブなど)や複合鎮痛薬を月に15日以上服用している
- 病院で処方されるトリプタン(片頭痛治療薬)系の特効薬やオピオイド系鎮痛薬を月に10日以上服用している
- 上記の薬の過剰服用が3ヶ月以上続いている
「以前より薬が効く時間が短くなった」「朝起きたときから頭が重い」と感じる場合は、すでに脳が過敏になり、薬物乱用頭痛を引き起こしている可能性が非常に高いと言えます。詳しい疾患の概要については、当院の薬物乱用頭痛(MOH)の専門解説ページもご覧ください。
2. 大濠パーククリニックにおける薬物乱用頭痛の治療法
薬物乱用頭痛を治すためには、ただ痛みを我慢するのではなく、医療機関のサポートのもとで「正しいステップ」を踏むことが必要です。当院では以下の3つの柱で治療を進めます。
① 原因となっている薬剤の中止(離脱)
まずは、頭痛の原因となっている鎮痛薬やトリプタンの服用を完全に、または段階的に中止します。これが最も重要で根本的な治療です。
② 離脱症状への適切なサポート
薬を辞めた直後の数日間から約2週間は、リバウンドによる激しい頭痛、吐き気、不安感などの「離脱症状」が現れます。
当院では患者様に無理な我慢を強いるのではなく、入院を必要としない外来通院での治療を基本とし、離脱期を安全に乗り切れるよう別の系統の鎮痛薬やステロイド薬、制吐剤(吐き気止め)などを適切に処方してサポートします。
③ 最新の頭痛発症予防療法の同時開始
薬を辞めると同時に、頭痛そのものが起きにくい土台を作るための「予防療法」をスタートします。これにより、離脱期の痛みを軽減し、治療後の頭痛の頻度を劇的に減らすことができます。
3. 「CGRP」をターゲットにした最新の片頭痛予防薬
近年、片頭痛の発症メカニズムであるCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)の働きをブロックする画期的なお薬が登場し、薬物乱用頭痛の治療にも非常に高い効果を上げています。
- 1日1回の飲み薬「ナルティーク(一般名:アトジェパント)」:
最新の経口CGRP受容体拮抗薬「ナルティークOD錠75mg」です。1日1回口から飲む錠剤のため、注射が苦手な方でも手軽に最新の予防治療を受けられます。薬物乱用頭痛からの離脱期や、その後の頭痛頻度を減少させるのに極めて有効です。 - 月1回の注射薬(片頭痛にCGRP注射):
「エムガルティ」「アジョビ」「フレマネズマブ」といった注射薬です。月に1回(または3ヶ月に1回)の通院で高い予防効果が持続するため、毎日の薬の飲み忘れが多い方にも最適です。
さらに、女性の患者様の場合は、生理周期に伴う女性ホルモンの変動が頭痛を悪化させていることも多いため、女性頭痛外来の視点から低用量ピルやミニピル(黄体ホルモン剤)を用いた総合的なホルモンコントロール治療も組み合わせて行っています。
福岡市中央区で頭痛薬が手放せない方は、ぜひご相談ください
「薬を辞めたらもっとひどい頭痛が来るのではないか」と一人で不安を抱え、市販薬を飲み続けてしまう悪循環から抜け出せない方は少なくありません。
薬物乱用頭痛は、正しい知識と医療の力で必ず克服できる頭痛です。他院の治療で改善しなかった方や、今の市販薬の量に不安を感じている方も、まずは大濠パーククリニックについての案内や大濠パーククリニック 初診の方へをご確認いただき、当院の頭痛外来へお気軽にご相談ください。薬に頼らない、穏やかな毎日を一緒に取り戻しましょう。
【大濠パーククリニック 診療のご案内】
天神から3分、地下鉄大濠公園駅から徒歩2分のクリニックです。お仕事帰りや家事の合間に、最短ルートで診断・検査を完了させます。
■ 医療法人 清涼会 大濠パーククリニック
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(保険診療):
(自由診療): GLP-1ダイエット、健康診断、予防接種、ピル、脱毛症(AGA)、ED、ビタミン点滴、美容皮膚科
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■ 診療受付時間
平日: 9:30~12:00 / 13:30~18:00 土曜: 9:00~15:30(昼休みなし)
* 休診: 日曜・祝日
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