Q)緊急避妊のヤッペ法は有効ですか?

A)ヤッペ法:ノルゲストレル、エチニルエストラジオールを2錠内服後12時間後に再度2錠内服するやり方で、レボノルゲストレル発売される前に行われていましたが、レボノルゲストレルに比して妊娠阻止率が低く、嘔気などの副作用があらわれる確率が高いため当院では扱っていません。

妊娠率 妊娠阻止率  副作用が出ない確率
レボノルゲストレル  1.1%  85%  93.3%
ヤッペ法  3.2%  57%  40.1%

なお、レボノルゲストレルは医薬品副作用被害救済制度※の適応ですが、ヤッペ法(ノルゲストレル、エチニルエストラジオール)は適応になりません。

※医薬品は正しく使っていても、副作用の発生を防げない場合があります。そこで、医薬品(病院・診療所で処方されたものの他、薬局等で購入したものも含みます)を適正に使用したにもかかわらず、その副作用により入院治療が必要になるほどの重篤な健康被害が生じた場合に、医療費や年金などの給付を行う公的な制度が、医薬品副作用被害救済制度です。

医)清涼会 大濠パーククリニック 頭痛外来 福岡市中央区大濠公園2-35 THE APARTMENT 2B ☎ 092-724-5520 https://www.ohori-pc.jp/wp 低用量ピル、緊急避妊ピル、生理日移動ピルは以下を参照 http://fukuoka-ec-oc-pill.jp