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ニキビの原因

ニキビを発生、悪化させる原因は色々あります。
①不規則な生活
②ホルモンバランスの乱れ
③乾燥
④睡眠不足
⑤間違ったスキンケア
⑥紫外線
⑦栄養のアンバランス
⑧過労
⑨便秘
⑩冷え
⑪花粉や大気汚染
 
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大濠公園駐車場利用できます。

現在、クリニック裏の福岡県営大濠公園駐車場は利用可能ですが、土曜日はかなり混みます、入場及ぶ出車に時間がかかります。ご注意下さい。
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高尿酸血症の診断と治療

 

1.定義:血清尿酸値が7mg/dL以上。

合併症がある8mg/dL以上あるいはないが9mg/dL以上で治療開始

2.疫学:

・男女比は約3対1です。成人期に発症します。中年以降の年齢層でより一般的に見られます。成人男性で20%以上が高尿酸血症の基準に当てはまる。

3.合併症:

  • 痛風(関節の発赤、熱感、腫れ、疼痛)と関連しています。痛風は高尿酸血症によって引き起こされる関節炎です。
  • 関節炎の5 年間累積発症率は0.5%、6.0〜6.9mg/dLで0.6%、7.0〜7.9mg/dLで2.0%、8.0〜8.9mg/dLで 4.1%、9.0〜9.9mg/dLで19.8%、10.0mg/dL以上では30.5%と報告されている
  • 高尿酸血症は、心疾患、腎臓疾患や高血圧などの代謝症候群のリスク因子でもあります。
  1. 尿酸の生成が過剰であるか、尿酸の排泄が不十分であることです。

日本では、高尿酸血症の原因としては、主に尿酸排出低下が一般的です。合成過剰は少ない。

遺伝的要因や食生活、肥満、アルコール摂取などが高尿酸血症の発生機序に関与することがあります。

  1. 薬物療法:a)尿酸排泄促進剤:・尿酸トランスポーターURAT1阻害剤:ベンズブロマロン(ユリス、ユリノベン): 一般的には10〜40mg/日を使用します。・尿酸再吸収輸送体OAT1/3阻害剤:ベンズブロマロン(ユリノーム)25mg→50mg(1-3回)古い、プロベネシド(ベネメト): 250〜500mg/日(1日0.5~2g(2~8錠)を分割経口服用し、その後維持量として1日1~2g(4~8錠)を2~4回)
    • b)尿酸合成阻害剤:
    • 非プリン型選択的キサンチンオキシダーゼ阻害剤:フェブクソスタット(フェブリク、ウリコスタット): 一般的には10-60mg/日を使用します。→米国では販売中
    • 選択的XOD阻害薬:トピロキソスタット(商品名ウリアデック錠20mg-60mg、トピロリック錠20mg-60mg/日
    • ・キサンチンオキシダーゼ阻害剤:アロプリノール(ザイロリック): 一般的には100〜300mg/日を使用します。
  2. 尿酸排出薬は、腎機能が比較的良好な患者に適しており、腎臓への負担が少ないため、そのような患者には優先的に使用されることがあります。一方、合成阻害剤は腎臓に負担をかける場合があるため、腎機能が低下している患者や腎疾患を有する患者には使用が制限されることがあります。
    • 6.生活指導: 
    • ・尿酸値を上昇させる食品の摂取を制限することが推奨されます。これには、内臓(肝臓、腎臓、心臓)、赤身の肉、魚介類(特にサバやアンチョビ)、ビールなどが含まれます。
    • ・緑黄色野菜や果物、低脂肪乳製品、穀物、豆類などを積極的に摂取することが勧められます。これらは尿酸の代謝を助け、尿酸値の上昇を抑える効果があります。
    • ・水分摂取も重要です。十分な水分を摂ることで、尿酸の排泄が促されます。
    • 運動:
    • 有酸素運動(ウォーキング、ジョギング、水泳など)や筋力トレーニングを定期的に行うことで、体重の管理や代謝の改善が期待できます。7.予後:
    • 痛風の発作は非常に痛みが強く、関節や臓器に損傷を与える可能性があります。
    • 合併症に尿酸結石や腎臓疾患があります
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【糖尿病の診断と治療】

糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。

糖尿病は、インスリンというホルモンの不足や作用低下が原因で、血糖値の上昇を抑える働き(耐糖能)が低下してしまうため、高血糖が慢性的に続く病気です。

2型糖尿病(インスリン分泌不全とインスリン抵抗性による糖尿病です)

1型糖尿病(インスリン欠乏による糖尿病です)

高血糖における症状は、
• 喉が渇く、水をよく飲む
• 尿の回数が増える
• 体重が減る
• 疲れやすくなる
診断
• 空腹時血糖値(10時間以上絶食後の、早朝空腹時の血糖値)126mg/dL以上
• HbA1c 6.5%以上
出典:糖尿病情報センター

<治療薬>
HaA1cの低いものから高いものへと並べたものです。
❶HaA1c 6-7%の時
メトホルミン:メトグルコ  2-3回/日
500 mg (→ 750 mg) → 1000mg → 1500 mg
まれだか乳酸アシドーシスという重い副作用ある
禁忌がなければ最初にメトホルミン治療を単剤療法3か月後に 目標A1cを達成?
3~6ヵ月毎にA1cをモニタリングしながら以下の❷以降との併用考える

❷DPP-4阻害剤:ジャヌビア
ジャヌビア (50mg-100mg) 1回、食前後どちらでも
食後高血糖に有効。
• 低血糖リスクが少ない(血糖依存的に作用)。
• 重篤な副作用が少ない。
• 高齢者や肝・腎機能低下がある患者にも比較的安全
• 週1回の内服薬がある(ザファテック®、マリゼブ®)
GLP-1製剤と併用しない(作用機序が被るから)
他のDPP-4: オザンビ、トラジェンダ、ベネトリードなど
❸SGLT2阻害剤:スーグラ、フォシーガ
(50mg-100mg) 1回、食前後どちらでも
尿から糖が出る、体重も減少(肥満患者によい適応).
心保護作用・腎保護作用
開始から数日間は尿量が増える。 (十分な飲水ができないような全身状態が悪い患者にはむいていない)
→その後は尿量は落ち着くため飲水励行は最初のみ
尿ケトン体が陽性になる(正常反応)。
• 腎機能が低下していると血糖降下作用が減弱する。
(eGFR >50 mL/min/1.73m2と腎機能が保たれているうちに薬剤を導入したい)
• 尿路感染症や性器感染症のリスクが高い。
(特に女性尿感染症)
<特徴>
• 食前血糖も食後血糖も下げる。
• 低血糖になりにくい。
❹GLP-1受容体作動薬:リベルサス
3㎎→1ヶ月後7.最大14mg(食事無関係)
(体重低下作用)
低血糖少ない
❺以下は以前から使われている
SU剤:アマリル、グリマクトン、ゴリアテなど
(安い、古い、低血糖リスク)
アマリール (1mg-6mg)、グリンダロング (1.25mg-3.75mg)、

αグルコシダーゼ阻害剤:
ベイスン(ボグリボース)、グルコバイ
50mg-150mg
食後高血糖
低血糖リスクは少ない。
<注意点>

• 食事の直前に内服する。
• 比較的多い副作用は消化器症状 (腹部膨満感、放屁増加、下痢な

❻速攻型インスリン分泌促進薬
スターシス(ナテグリニド):
食後高血糖
スルホニル尿素薬と違うのは短期間で効果が切れる
<注意点>
• SU薬ほどではないが低血糖に注意
• 食事の直前に服用する。
• SU薬とは併用できない(作用機序が被るため)

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高脂血症の診断と治療

【診断基準】

空腹時(絶食12時間以上)採血でLDLコレステロール・・140ml/dL以上、

HDLコレステロール・・40mg/dL未満、

中性脂肪(TG)・・150mg/dL以上

        175mg/dL以上(随時採血)

Non-HDLコレステロール・・170mg/dL以上

出典:厚生労働省

 

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【食事療法】

飽和脂肪酸を控える。肉の脂身(白い部分。バラ肉、ひき肉、鶏肉の皮も含む)・バターやラード・生クリーム・パームヤシやカカオの油脂、インスタントラーメンなど加工食品にも含まれています。

食事中のコレステロールが多い鶏卵の黄身や魚卵も控える。

トリグリセライド(中性脂肪)は甘いものや酒・油もの・糖質・ソフトドリンクは控える

【薬物療法】

LDL cholesterol 180以上で治療を検討します。

まず、食事運動療法で180以上ならHMGCoA還元阻害剤を軽いものから使います。最初は少量から、3ヶ月で無効なら倍量あるいは強いのに変える。

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