新型コロナウイルス感染症NEWS

2021年06月22日
⭐️ <子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)に高い予防効果>
HPVワクチンの推奨者:
1)最推奨 10-14歳女性
2)次に推奨 15-25歳女性
3)推奨 26-45歳女性
4)子宮頸部細胞診異常者あるいはその既往者にも接種できる
5)原則的に接種の為のHPV検査は行わない。
子宮頸がんは、乳がんに次いで若い女性がかかります(100人に1人)。
性行為等でヒトパピローマウイルス(HPV)に感染(50歳までに80%)することが原因で子宮頸がんが起こります。
子宮頸がんの原因となるハイリスク型HPVは約15種類あります。
1)2価ワクチン(サーバリックス)は子宮頸がん全体の50〜70%の原因を占めるHPV-16/18型の感染を予防します。
2)4価ワクチン(ガーダシル)は、HPV-16/18型の他、良性の尖形コンジローマの60%の原因となる6/11型にも有効です。9歳以上の男女の肛門がん(6/11/16/18型)も適応があります。
価格: ¥15,800(税抜き)/回を3回
3)9価ワクチン(シルガード9)はHPV6/11/16/18/31/33/45/52/58の9つの型の感染を予防します。子宮頸がんの原因となるHPV型の88.2%をカバーし、腟がん、外陰がん、肛門がん、中咽頭がんなどの予防が期待できます。また、HPV6/11型は尖圭コンジローマと肛門がんをカバーします。
価格: 29,000円(税抜き)/回を3回
各ワクチンは推計で10年あるいは20年以上の効果の持続が期待できると報告されています。
前がん病変が半減する高い予防効果がある。
オーストラリアで、2007年からのHPVワクチン接種の取り組みにより、子宮頸がんを起こす型のHPVは77%も激減し、ビクトリア州における18歳以下の女子では前がん病変(子宮頸部高度異形成)がほぼ半減した。
スウェーデンで30歳までの子宮頸がんリスクは、ワクチンを接種した女性では、ワクチンを接種していない女性と比較して63%低いことがわかった。
カナダのブリティッシュ・コロンビア州でも、ワクチン接種を受けた人は、受けていない人と比べて前がん病変の発生が57%低かった。
※同時接種可能(風疹など他のワクチンと同一日に摂取は可能です。)
※新型コロナワクチンは2週間前後空けてください
医療法人 清涼会 大濠パーククリニック
福岡市中央区大濠公園2-35 THE APARTMENT 2B
電話092 724 5520
http://www.ohori-pc.jp
低用量、緊急避妊、生理日移動用は
http://fukuoka-ec-oc-pill.jp