流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

潜伏期間:

流行性耳下腺炎の潜伏期間は感染から発病までの期間であり、通常は1424日間です。

感染力:

流行性耳下腺炎は、高い感染力を持っています。感染者が咳やくしゃみをすると、病原体が含まれた飛沫が空気中に広がり、周囲の人々に感染する可能性があります。また、感染者が触った表面にウイルスが残っている場合、感染することもあります。

症状:

流行性耳下腺炎の主な症状は、耳下腺の腫れや痛み、発熱、頭痛などです。また、唾液腺の炎症により、食べ物を嚙むことができない、唾液が出にくいなどの症状が現れることもあります。重症化すると、脳炎や脳膜炎を引き起こすことがあります。

予防:

流行性耳下腺炎は、流行期には予防することができます。定期接種によって、流行性耳下腺炎にかかるリスクを大幅に減らすことができます。また、感染者との接触を避けることも予防につながります。

ワクチン接種後の副反応:

流行性耳下腺炎のワクチンは、生ワクチンであるため、接種後に軽度の副反応が発生する場合があります。一般的な副反応には、発熱、発疹、リンパ節の腫れなどがあります。しかし、これらの症状は通常、軽度であり、23日で自然に治まります。重度の副反応はまれであり、重篤な副作用は報告されていません。

・思春期以後に男性が感染すると30%位に睾丸炎や副睾丸炎を起こすといわれています。睾丸炎が重症化すると将来的に不妊症の原因ともなってきます

・妊娠14週までの妊婦が罹ると13の人が自然流産するといわれていますし

・任意接種であるため、30%35%と接種率が低く、34年周期で流行が見られます。

規定はありませんが、接種後23か月の避妊が一般的です。

医)清涼会 大濠パーククリニック

頭痛外来

福岡市中央区大濠公園2-35 THE APARTMENT 2B

 092-724-5520