水痘(みずぼうそう)

潜伏期間:

水痘の潜伏期間は感染から発病までの期間であり、通常は1021日間です。ただし、感染力が最も強いのは水痘の発疹が現れる12日前からであり、この期間にも他人に感染させることができます。

感染力:

水痘は、高い感染力を持っています。感染者が咳やくしゃみをすると、病原体が含まれた飛沫が空気中に広がり、周囲の人々に感染する可能性があります。また、感染者が触った表面にウイルスが残っている場合、感染することもあります。

症状:

水痘の主な症状には、発疹、かゆみ、発熱などがあります。発疹は、始めに顔や頭皮に現れ、次第に体全体に広がっていきます。発疹が現れた病変部位は、水疱(みずぶくれ)になり、かゆみを伴います。発熱は、一般的に水痘発症の前後に見られます。

予防:

水痘は、水痘ワクチンによって予防することができます。定期接種によって、水痘にかかるリスクを大幅に減らすことができます。また、感染者との接触を避けることも予防につながります。

ワクチン接種後の副反応:

水痘ワクチンを受けた後、軽度の副反応が発生する場合があります。一般的な副反応には、注射部位の痛み、発熱、かゆみなどがあります。ただし、これらの症状は通常、軽度であり、23日で自然に治まります。重度の副反応はまれであり、重篤な副作用は報告されていません。

・妊娠20週未満に妊婦が水痘に罹患すると1~2%の児に先天性水痘症候群(小頭症、低出生体重、皮膚の瘢痕、四肢低形成、白内障など)が出現するようですが、日本での報告例はないようです。

・分娩前後に妊婦が水痘に罹患すると30~50%くらいの新生児に水痘が発症します。分娩の5日前から分娩後2日までに母体が水痘を発症した場合、児は生後5~10日に水痘を発症し、重症化します。水痘に肺炎や脳炎などを合併し、死亡率も30%と高率です。

・規定はありませんが、接種後2-3か月の避妊が一般的です。 ④流行性耳下腺炎(おたふく風邪)

・思春期以後に男性が感染すると30%位に睾丸炎や副睾丸炎を起こすといわれています。睾丸炎が重症化すると将来的に不妊症の原因ともなってきます

・妊娠14週までの妊婦が罹ると1/3の人が自然流産するといわれていますし

・任意接種であるため、30%〜35%と接種率が低く、3〜4年周期で流行が見られます。

・ 規定はありませんが、接種後2-3か月の避妊が一般的です。

医)清涼会 大濠パーククリニック

頭痛外来

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