■⭐️ケミカルピーリングやマッサージピールの作用機序
2023/09/06⭐️ケミカルピーリングやマッサージピールの作用機序
日本皮膚科学会ケミカルピーリングガイドラインで一般的に使用される薬剤例として以下のものが挙げられています。
グリコール酸、サリチル酸(マクロゴール基剤、エタノール基剤)、トリクロロ酢酸(TCA)、その他として、乳酸、ベーカーゴードン液、フェノールなど。
これらの薬品を疾患や状態により使用します。
1) ニキビ:浅い深さのピーリングにより毛穴を閉塞させている角質や面皰は排出され、つまった毛穴は開通されますので、にきびは改善されます。
2) しみ:表皮の生まれ変わり(ターンオーバー)が促進され、表皮内に貯留していたメラニン色素が上行して角質とともに脱落し、また、表面に固着していた角質も均等に剥離されるため、くすみも改善され
ます。
3)しわ、たるみ:マッサージピールのPRX-T33
に含まれるTCAで表皮〜真皮浅層は蛋白凝固(壊死)を生じ、真皮深層では線維芽細胞を活性化し、コラーゲンやエラスチンといった肌弾力物質の産生を促し、たるみやハリ不足、こじわを改善します。
医)清涼会 大濠パーククリニック
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