概日リズム睡眠障害 大濠パーククリニック

  夜型の生活になり朝方寝て昼起きる方がいます。若者に多くみられます。 一方ご高齢の方で朝方早く起きて困っている方もおられます。 ・睡眠相後退症候群 若者に多い 寝る時間が遅くなり朝3-5時に寝て、ヒル12時ごろしか起きられない。 ・睡眠相前進症候群  高齢者に多い 寝る時間が早くなり夕方5-6時に寝て、朝2-4時に目が覚める。 睡眠相後退症候群の治療: 1) メラトニン受容体薬服用 就寝5時間前(1-3ヶ月) 脳の松果体の睡眠ホルモンである「メラトニン」の受容体に選択的に結合して、睡眠を促したり、催眠作用や体内時計を同調したり、睡眠リズムを調節します。 ※メラトニンは朝に光を浴びてから14~16時間たつと増え、その1~2時間後に眠くなってきます。 2)高照度光療法 睡眠相後退症候群では朝に20分照射、 2,500~1万ルクス(45度30-50cm 離し20分。当院では10時から約20分照射します。 睡眠相前進症候群では夕方 同様に照射 3)睡眠相後退症候群では30分ずつ早く寝て、早く起きる 4)朝食を摂る 5)昼間運動する 6)夕方以降刺激物(カフェインやアルコール)を控える 7)PC,携帯、スマホ、テレビなど入眠1時間前から控える 医)清涼会 大濠パーククリニック 福岡市中央区大濠公園2-35 THE APARTMENT 2B ☎ 092-724-5520